逆流性食道炎を治療する方法

逆流性食道炎を治療する方法

 

 

逆流性食道炎の医療機関での治療方法はいくつかあります。大きく分けると、処方薬の服用、生活および食事の習慣の見直し、手術治療となります。処方薬では、胃酸の分泌を抑制する成分や胃酸から粘膜を保護する成分が含まれたものが一般的です。また胃酸を中和する成分、腸の働きを活性化する成分が含まれた薬を用いることもあります。食道を胃酸から守ることで炎症やただれは改善されますし、胃酸が強い酸性に傾かないようにすることで食道へのダメージを少なく出来ます。生活習慣の見直しで必要なことは、猫背や腹部を圧迫する姿勢にならない、睡眠時には上半身を少し高くするなどがあります。

 

そして重要なのは食生活の見直しです。薬だけに頼るのではなく、食生活を見直すことによって治療の効果が早く得られます。逆流性食道炎の治療の一環として医師から食生活の指導があります。ポイントは脂質の高いもの、熱いもの、辛いもの、酸味が強いもの、甘いもの、を控えることです。炭酸、コーヒー、アルコールも出来るだけ避けます。胃に優しい食事を腹七分目から腹八分目に抑えて食べることも、胃酸の出すぎを押さえることが出来ます。またお腹に脂肪がついたメタボ体型になると、おなかの脂肪で胃が圧迫されて胃酸が逆流しやすくなります。そのリスクを軽減するためにも食事指導が行われます。

 

手術による治療で最も多いのは噴門形成術です。胃と食道の間を締まりやすくして、胃液が食道に逆流しにくくします。逆流性食道炎は投薬と食事療法で十分に改善が可能な疾患ですが、逆流性食道炎の治療が長期化すると、食道がんのリスクが高くなります。そのため高齢者より若い人に主に進められる治療の方法です。