逆流性食道炎による下痢も薬で改善できる?

逆流性食道炎による下痢も薬で改善できる?

 

 

胃酸が逆流してのどに炎症やただれを作ってしまう逆流性食道炎の代表的な症状は、胸やけ、呑酸、胃痛などですが、中には慢性的な下痢に悩まされている人もいます。もともと胃腸が弱いか胃腸の機能が低下すると下痢を起こしやすくなります。

 

本来逆流性食道炎は中高年以降の高齢者に多く見られる症状で、胃と食道の間にある筋肉が低下することで発症します。食生活の変化により、20代や30代の若い層にも発症するケースも増えています。特に下痢の症状が表れやすいのは若い層で、脂質の多い食事など偏った食生活が影響していると考えられます。便が正常な状態でないのは、胃腸が消化不良になっていることを示しています。医師に処方された薬を指示通りに飲むことと食生活の改善指導を守れば改善できます。

 

処方された薬を飲んでいるのになかなか便が改善されない場合、食事の内容が影響している可能性があります。食事基本は腹八分で消化の良い食材と優しい味付けを選ぶことがポイントです。極端に辛い・甘い・酸っぱい・塩辛いなどの食事は避ける必要があります。脂質が必要なら質の良い植物油で代用すれば胃腸への負担が軽くなります。

 

もし食事指導を守って脂質に注意をしても、アルコールや喫煙の習慣をやめられないと消化器官にストレスがかかって下痢になることがあります。あまり神経質になる必要はありませんが、症状が安定するまでは、出来るだけ消化の良い献立を選んでアルコールや喫煙も控えるとよいでしょう。入浴などで心身をリラックスさせ良質な睡眠をとれば、ストレスが軽減されます。処方薬と食事療法を医師指示通りに実践して、さらにストレスを取り除けば下痢を起こす回数も徐々に減ってきます。