逆流性食道炎の薬が効かなくなる症状とは

逆流性食道炎の薬が効かなくなる症状とは

 

 

過食、脂質の取りすぎ、ストレスなどによって胃酸が逆流を起こして、食道に炎症やただれを起こすのが逆流性食道炎です。胃酸が逆流すると、胸やけ、胃痛、呑酸など症状が起こります。通常、胃腸科や消化器内科では逆流性食道炎場合、問診や血液や尿検査、内視鏡・MRIなどの画像診断をした結果によって、胃酸の分泌を抑制する内服薬を処方して経過観察をします。

 

逆流性食道炎は短期間で治せる病気ではないので、薬物治療は長期間になります。飲み続けてさえいれば過剰に胃酸が分泌されないので、大量に逆流することがなくなり、胸やけや呑酸などの症状は軽くなります。ただ中には完治する前に薬が効かなくなる場合があります。逆流性食道炎は完治までには長い時間がかかるのですが、薬が効かなくなるのは初期の辛い症状は軽減されたものの、薬に対する耐性が出来てしまったのが理由と考えられます。

 

薬を服用すれば過剰に分泌されていた胃酸が抑制されるため、治療開始時に比較すると格段に状態が改善します。しかし逆流性食道炎は、完治するまでには長い時間が必要です。症状に応じて段階的に薬の種類や量を変えれば耐性が出来る心配はありませんが、ずっと同じ薬を服用し続けると体が薬に慣れて効かなくなるのです。

 

逆流性食道炎は高齢者に多い疾患ですが、偏った食生活の影響で20代や30代の若い世代でも発症する人が増えています。年齢が若いうちに発症すると、薬を飲む期間が長くなるので薬が効かなくなる確率も高くなります。もし発症した原因が暴飲暴食にあるのなら食生活を改善しただけで症状が改善出来ますし、食道と胃の間にある筋肉の弛緩が原因なら、手術で改善させることも出来ます。主治医に相談をして薬を変えてもらうという選択肢もあります。